リビングシェルの設営
2010-05-09


リビングシェルも何回か設営してみたので、設営のポイントでも残してみたいと思います。

 ・風があるときはパネルをあけておく
 ・風があるときは張り綱を打っておく
 ・張り綱はめいっぱい張る

 いずれも、よく見るとリビングシェルのポイントというわけでもないですね。
 (^_^;)



 設営中が最も風に弱い状態です。風の力は予想以上に強く、幕が風をはらむと人の力ではまったく対抗できなくなる場合があります。

 そのため、立てている最中はできるだけ風の抵抗を少なくすることが必要です。というわけで、立てる前にファスナーはできるだけ開けておいたほうがよいでしょう。少なくとも、跳ね上げ部分は絶対に開けておきます。

 跳ね上げ部分を開けておくと、風が吹いてきても、跳ね上げ部分はそのまま反対側に流れてくれるため、何とか支えられる場合もあります。もっとも風の程度によるので、立っていられないほどの風では無理だと思います。

 リビングシェルの場合、Aフレームを立ち上げたときが最も風に弱い気がします。Aフレームを立ち上げたときは、Aフレームの足だけで立つことになりひょろひょろです。Aフレームを立ち上げる際には、最低でも跳ね上げパネルは開けておきます。



 風が強い場合には、さらに張り綱も必要です。最低限飛んでいかないように固定しておく必要があります。

 どこに打てばいいかはわからないのでとりあえず近めに適当にうち、ロープの自在で短く調整して設営途中に飛んでいかないようにします。

 ある程度形になったところで、風を見計らって、張り綱を緩め、移動したりもします。

 ただ、猛烈な風の場合、張り綱を緩めたとたんに倒壊しかねないので、あまりひどい場合には、張ること自体をあきらめたほうがよいと思います。



 説明書を読んでも張り綱についての説明はほとんどありません。試行錯誤の末下記のようになりました。

 まず、張り綱は隣のサイトにはみ出さない程度にできる限り遠くまで長く張ります。近くに張ると、綱が立ってしまい、横風に対してタープを支えることができません。

 短い張り綱は、本体の横揺れを防ぐため、本体から垂直に出しています。出入り口に対しての斜めからの風は、長い張り綱にがんばってもらいます。

 以前は、短い張り綱も、対角の張り綱と引き合うように張っていました。しかし、極端な話、張り綱をどんどん開いていくと壁と同じになり、意味を成さなくなります。出入り口の壁をしっかり支えるには、壁から垂直に出したほうがよいのではないかと思っています。

 長い張り綱は、対角の張り綱と引き合うように張ります。

 張り綱が解けると、倒壊するので、張り綱には手持ちのペグの中で、もっとも強力なものを使ったほうがよいような気がします。

 張り綱はぴんと張ります。緩いと風が吹いたときに幕体がたわんでしまい、勢いづいてペグに負担がかかり緩むような気がします。

 もっとも、あんまり強く張ると、それはそれで幕体などに負担がかかると思います。私ははじいてビンビンになる程度には張っています。




 長い綱用のペグは40センチのソリッドステークがよいと思います。その他の主要ペグも30センチくらいのほうが安心できます。

 地面によってはペグが効きにくい場合もあります。実際30センチのペグが緩んでいたこともあるので、やはり30センチや40センチくらいはほしいところです。

 張り綱のペグさえしっかりしていれば、本体のペグは多少弱くてもよいのかもしれません。

 ここまで張って飛ばされたら、もうし方がないとあきらめるしかないと思います。




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[アウトドア]

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