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2012年の年末にアメリカ西海岸を周遊しました。サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、フェニックス、ラスベガス、ロサンゼルス、というドライブ旅行です。
サンディエゴではトローリーでティファナに行くことにしていました。しかし、私がホテルで荷物を預けていたところ、うちのがやってきて、ティファナまで$100(?)で行くって言ってる人がいるとやってきました。
はぁ?と思いながら外に出てみると、白人のおっさんAlexがいます。車を見るとまだ新しい大きなバンでボンネットに Airport transportation と書いてあり、あからさまなうさん臭さはありませんでした。
安いことは安いし、ロサンゼルスからの車の運転で疲れていたというのもあり、まあいいかとそれで行くことにしました。
ティファナに行く途中なぜか住宅街で車を自家用車に乗り換えました。すっごい怪しいので超警戒していました。今にして思うと、保険の関係でメキシコには入りたくなかったのかもしれません。
高速道をひた走って、国境を越え、なんとか目的地のレストランにつきました。シーザーズサラダを作ったともいわれている高級レストランです。
だがしかし、ここでひと悶着。Alexは料金は片道分だと言い始めました。出たー、という感じです。典型的なぼったくり手口です。やられた、しくじった、と思いました。
既に記憶がはっきりしませんが、じゃあ、帰りは自分たちで帰るよと言ったらそれはだめだ見たいな話になったと思います。
しばらく押し問答しましたが、もう時間の方がもったいないし、帰りのタクシーとかの手配も面倒なので、帰りも頼むことにしました。
食事が終わって、トンずらしている可能性も十分あると思って外に出てみると、意外にもちゃんと待っていてくれました。
まっすぐ帰るかと思いきや、夜のダウンタウンをしばらくドライブしてくれました。メキシコはデンジャーゾーンで名高いので、車の中からとはいえ夜の街を見ることができたのは貴重な経験だったと思います。
Alexは糖尿病でトイレが近いんだと言っていて、国境を超える前にトイレに寄りました。
そのあとの国境はどえらい混んでいたので、Alexはいったんほかのゲートに行きましたが、あいにく夜でしまっていました。
再度一般的なゲートに戻ってきたところで、さすがぼったくりだけの事はあり、長蛇の列を無視してそのわきを見事に疾走していきます。
それでもかなりの時間待ちましたが、とにかく無事にホテルまでたどり着くことができました。安ど感と糖尿病の話で気の毒になったので思わずチップまで払ってあげました。見事にはまっています。(笑)
無事に帰ってこれてよかったけれど、下手したらどこかで殺されていたかもしれません。よい子の皆さんはまねをしないようにしましょう。
Alexの電話番号を頼りに検索してみたところ、相変わらず商売しているようでした。
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ベルトラでティファナツアーを見てみると、ひとり75ドルです。くそ高いですね。
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前々回ティファナに行った時にはトローリーで行きました。グーグル先生に聞いてみると、サンディエゴのマリオットから国境のサンイシドロ駅までは $2.5で行けるようです。
ただし、国境を越えて街中まではまだちょっとあるので、タクシーに乗ったほうが良いかもしれません。私は前々回行ったときはバスでしたが、それは途中で知り合ったペルー人が一緒だったからです。1人でバスに乗るのはつらいものがあると思います。
前回行ったレストランは、 Villa Saverios。トリップアドバイザーで見ると、ティファナのレストランとしては6位、高級レストランとしては1位です。
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