押井守 友だちはいらない。
2017-05-22


押井守の、勝つために戦え! 監督稼業めった斬り、が面白かったので、その後、武道のリアル、を読み、「友だちはいらない。」も読んでみました。

 武道のリアルは面白かったけれど、友だちはいらない。、は微妙な本でした。

 幼い時に母親に愛情を注がれず、同年代にはいじめられ、それらの体験から人と対等の個人的関係を築くことができず、師匠や小さきもの(ペット)といった、上か下かの関係、もしくは家族という関係かビジネスライクな仕事仲間との関係でしか人と付き合えない人、が色々と理屈をつけてそれを肯定する話、とも思いました。

 友だちという定義について考えさせられるという意味では参考にはなったけれど、押井守という人の人間性には疑問を感じた一冊でした。

 まあ、この人の場合には友人を仕事仲間が代替していて、世間一般にはそれが友人と呼ばれるものだとも思いますが。



 ちなみにオーストラリアの研究者によると、友人と強いネットワークを持つ人は、寿命が長くなり、それは家族の影響より強いそうです。

[URL]

 理由は友人の存在がその人の選択に影響を与えているからではないかと考えられているそうで、友人の存在はリスキーな判断から遠ざけてくれるという話もあります。

 孤独を感じていたり社会的に疎外されている人はギャンブルでよりリスクの高い選択をしがちであることが判明して、いるそうです。

 私自身、友人がいなかったらもしかしたらあの時死んでいたんじゃないかと思う経験があります。
[本]
[健康]

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