2010-12-30
山頂のベンチ風に倒してある木の上でご飯。
薄手のダウンの上に、さらに厚手のダウンを羽織ります。さすがに体はホカホカしています。が、手袋なしだと、手は冷たく冷えてきます。
サーモスから出したお湯で、カップみそ汁を作ります。暖かいみそ汁はよかったです。
ただ、カップみそ汁はどんどん冷めてしまいます。次回は最初からサーモスにカップみそ汁を入れて、ダブルウォールのカップで飲もうかと思います。
サーモスとおにぎりを保温袋に入れておいたおかげか、おにぎりは、冷たいものの、固くなるというほどのこともありませんでした。保温袋成功かもしれません。
ちなみに、新田次郎の小説では、焼いた餅を体にくくりつけたりしています。やはり、冬は固くなりますから。
おにぎりを二個食べて、物足りないと思ったら、うちのが菓子パンを出してきたのでそれを半分ずつ食べて丁度満足。
厚手のダウンを脱いで、グローブを、ゴアウィンドウストッパーの中厚手から、ゴアテックス三層の厚手のものにかえ、下山用に靴ひもを締めて出発です。
出発時刻は12時丁度位。
歩きはじめると、異様に寒く感じ、厚手のグローブにしてよかったと感じます。気温は0度。
山頂から、ちょっと行くと、花折戸と大休場の三分岐に出ます。今回は、花折戸を行くことにします。
下り始めて早速ちょっと後悔。やたら急な坂で、落ち葉のせいでかなり滑りやすいです。途中から、露払いのため、私が先に行くことにします。
しばらく急坂が続くけれど、そこを過ぎれば、チクマ山に着くまでは、比較的なだらかです。
ただし、トレースは不鮮明で、落ち葉に隠れがちです。注意深くトレースの先を見るようにします。
また、下ばかり見ないで、木も見るようにします。トレースを見失いそうな場所では、赤や黄色、白のテープが木に付けてあります。
鞍部のあたりがかなり不鮮明なので要注意です。出かける前に花折戸を見たところ、道を外れて滑落という事故があったようです。どこで外れたのかはわかりませんが。
チクマ山山頂に着くと、一応山名を書いた札がつけてあります。
さらに進むと、驚いたことに、ゴンザス尾根への三分岐道標が出てきます。道標は東京都管理です。なんと、ゴンザス尾根を通って、日向に行けるようです。そちらの方がトレースもはっきりしています。
山と高原の地図では、ゴンザス尾根は、破線すら書いてないので、予定通り、花折戸尾根を行くことにします。
花折戸尾根は、基本的に杉林の道だったと記憶しています。
一部伐採か何かで開けて、ススキと笹が生えているところに出ます。よく踏まれた小道を、道なりに進んでいくと、また杉林の道へ戻っていきます。
途中何か所かで分岐していましたが、道なりに進みました。
杉林に戻り、どんどん進んでいくと、手入れが行われていない、草が生えているような林にでます。
そこを超えると、どうやら、朝、来る時に見た、急こう配のところに差し掛かるようです。
かなりの急こう配で、道もまっすぐ降りて行っています。
とはいえ、落ち葉があって結構大変でしたが、落ち葉さえなければ、さして問題になるような道でもないと思います。手を使うほどでもありませんでした。
どんどん下っていくと、ようやく民家が見えてきて、これで終了です。
思いっきり民家のわきを、というか、敷地内を通っていきます。これどうなってるんでしょう?
脇の道は、思いっきりトンネルの近くを通っていて、かぶりつきで列車を見ることができそうです。
民家を出ると、民家のためにかけてあるような青い橋を渡って、川の向こうの道に出ます。
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